日本品質奨励賞 品質革新賞 グループ受賞
エコステージ3認証取得
小松共栄工業協同組合は、環境問題が経営の最重要課題の一つであるとの認識のもと、循環型社会実現のため環境経営を推進することにより、組合と組合員各社の全員が英知を結集し、高い「環境品質」と「顧客満足の向上」を実現することにより、社会の持続可能な発展に貢献します。
尚、これらのすべての事業活動の最優先課題として、当組合は、組合員企業及び組員の全社員が安全で安心して働くことの出来る職場環境を確保すると共に、社員の健康維持・増進に努めます。その実現の為、全員参加・一致協力して、安全衛生活動を推進します。
環境影響が小さくお客様の要望と期待に応える製品及びサービスを提供し、環境に配慮した企業活動を推進することにより、利益計画の達成を図ります。
2016年7月1日
小松共栄工業協同組合
理事長 坂本 典昌
環境問題は企業活動においても対応が必須となり、環境に関する方針や目標等を設定し、達成に向けて取り組み実行していくための環境マネジメントシステム(EMS)の導入が普及しています。
代表的なEMSとして国際規格のISO14001が知られていますが、中小企業でも導入しやすいEMS国内規格の一つとして生まれたのがエコステージ。
エコステージは、ISO14001と整合性が高くさらに経営強化を図る有効なシステムで、国内中小企業を中心に普及が広まり、多くの大手企業の取引基準にも推奨されています。
エコステージは、「エコステージ1:環境経営システム」から「エコステージ5:CSR実現」まで、5段階のステージがあります。
「エコステージ2:環境経営の基礎」でISO14001とほぼ同水準に達し、「エコステージ3(環境経営の成熟)」では、業務プロセス(営業、企画・開発、設計、調達、生産・製造、サービス提供、施設・設備管理、物流管理等)に環境経営が浸透し、本来業務と融合した活動が展開されるとともに、業務プロセスの改善が継続的に実施されていることが必須です。
組合全社による「組合員企業のEMSを活用した相互研鑽による経営体質の強化」が高い評価を受けて2012年11月に「日本品質奨励賞・品質革新賞」を受賞しました。
日本品質奨励賞・品質革新賞は、一般財団法人日本科学技術連盟が2000年に厳しい国際競争に勝ち抜く優れた企業を輩出することを狙いとして創設。
総合的品質管理(TQM=Total Quality Management)を構成する諸要素(TQM奨励賞の「一般基礎項目」や「個別重点項目」に相当する側面、あるいは「成果評価項目」の側面など)について、他の組織の模範となる創造的で革新性をもった取り組み及びその成果を積極的に表彰するものです。