2/9(土)に2018年度第1回(通算第15回)改善事例発表会が開催されました。
総勢80名以上の方々に参加頂き、来賓にはコマツ調達本部から田中担当部長様と小松短期大学の櫻井先生をお招きし心温まるアドバイスを頂きました。
また当日はみなさんのご質問やアドバイスなどたくさんの意見を頂いたおかげで活発な改善事例発表会となりました。
最後に2018年度 日本品質奨励賞TQM奨励賞受賞報告を(株)中野製作所から報告して頂き閉会致しました。
今回で通算15回目となりましたが来年度2019年度も開催予定ですので、今後ともみなさんの積極的なご参加を心よりお願い申し上げます。
【発表内容】
発表NO | 発表テーマ | 会社名 | |||||||||||||
1 | 「塗装品質向上活動(継続活動中)」 | (株)トウエイ工業 (株)TTO | |||||||||||||
2 | TQM小集団改善による生産性の向上 ①ホワイトボードによる工程進捗の見える化 ②作業台 兼 収納棚による省スペース化 ③ロボット化による工数削減と少人化 | (株)島田鉄工 | |||||||||||||
3 | プレスブレーキ工程の生産性向上 | (株)光栄 | |||||||||||||
4 | 格納情報管理システムのご紹介 | (株)江野鉄工所 | |||||||||||||
5 | 2018年度 日本品質奨励賞TQM奨励賞受賞報告 | (株)中野製作所 | |||||||||||||
2018年度の日本品質奨励賞の審査は、日本品質奨励賞審査委員会の各委員において、本年5月から9月にかけて行われ、日本品質奨励賞委員会において、受賞組織が決定され 株式会社中野製作所が受賞されました。ここに小松共栄工業協同組合一同、心よりお祝い申し上げます。又、㈱中野製作所のTQM活動をお手本としてトップのリーダーシップと全員参加で品質改善、生産性向上へ取り組み、さらなる企業体質の強化に向けて活動して行きます。 |
1.日本品質奨励賞 TQM奨励賞 |
株式会社中野製作所 |
代表者名:中野 裕(代表取締役社長) |
所在地:〒923-1271 石川県能美郡川北町田子島は42 |
TEL:076-277-2870 |
事業内容:建設機械部品の製造 |
従業員数:30名 |
【選考理由】 |
株式会社中野製作所は、1964年に創業、年間売上高(2017年度)は4.37億円で、従業員数は30名、建設機械の油圧部品を主とした小物精密部品を製造し事業としている。中野製作所では、2001年にトヨタ生産方式を導入し、後にNPS:NakanoProductionSystemと命名し、5S活動の徹底を図った。2016年からそれまでの厳しい経営から脱却し、『新規業界を開拓し、高付加価値製品に挑戦、技術を磨き、利益を追求する技術者集団』の組織への変身を実現するためにNPS:活動とエコステージ活動を統合一本化してTQM活動としてスタートしている。第一の特徴は、トップのリーダーシップである。トップ自らが月例会で達成状況の確認を行うなど積極的に関わっている。第二の特徴は全員参加による改善活動である。重点課題に取り組むために4つの委員会を設置して改善活動を進める委員会制度と日常の身近な問題を解決する小集団改善活動である。気づいた問題点や課題を登録するテーマバンク活動は、問題や課題あるいは対策などの共有によって全員参加の改善活動の推進に役立っている。第三の特徴は経営基盤強化のための組織体制の構築と人材育成を積極的に行っていることである。必要な人材力量マップを作成し、それに基づく教育を実施することで、積極的な人材育成を行っている。これらすべての活動の結果として、売上、利益共に目標値を達成し、後工程不具合、工程内不具合件数比率、不具合損金比率も確実に減少している。さらに新規顧客獲得社数も目標値を達成している。以上の改善内容およびその結果から「日本品質奨励賞・TQM奨励賞」の受賞を決定した。 |
2.今後の日程 |
1)受賞式・・・11月14日(水) 経団連会館(東京大手町) |
11月25日(土)に改善事例発表会が開催されました。プログラムは下記の通り実施し
基本テーマを「新しい品質管理活動を学ぶ」とし好事例を参加者64名にて聴講しました。
第1部「未然防止型QCストーリー」を学ぶ
(1) 「未然防止型QCストーリーについて」 櫻井コーディネータ様
(2) 「未然防止型QCストーリー」改善事例 富山TAPSサークル様
第2部「TQM奨励賞」受賞企業から学ぶ
(1) 「TQM奨励賞」について 櫻井コーディネーター様
(2) 「2017年度TQM奨励賞」受賞企業モデル発表 ㈱丸開鉄工様
(3) 「2017年度TQM奨励賞」受賞企業「受賞1年経過後の変化について」 ㈱光栄様
㈱丸開鉄工 2017 日本品質奨励賞 TQM奨励賞を受賞
2017年度の日本品質奨励賞の審査は、日本品質奨励賞審査委員会の各委員において、本年5月から9月にかけて行われ、9月30日開催の日本品質奨励賞委員会において、受賞組織が決定され 株式会社丸開鉄工が受賞されました。ここに小松共栄工業協同組合一同、心よりお祝い申し上げます。又、㈱丸開鉄工様のTQMを小規模組織に合わせてアレンジし進化させていることをお手本とし 当組合・組合員企業の品質改善、生産性向上へ取り組み、さらなる企業体質の強化に向けて活動して行きます。
1.日本品質奨励賞 TQM奨励賞
株式会社丸開鉄工
代表者名:丸開和夫(代表取締役社長)
所在地:〒923-0994 石川県小松市工業団地1-86
TEL:0761-21-3102
事業内容:建設機械部品の製造
従業員数:13名
【選考理由】
株式会社丸開鉄工は、1971年石川県小松市に創業、年間売上高は3億円余り、従業員数はパートを含めて13名、建設機械及び産業機械の機械加工部品の製造を主な事業としている。 TQMを小規模組織に合わせて独自にアレンジし進化をさせていることに特徴があり、a)経営課題の達成に向けた全員参加の目標管理・プロセス管理、b)ムダの見える化と削減、c)ITを活用した工程管理、d)固有技術・管理技術に関する資格取得の推進、e)機械設備の充実と働きやすさの追求など、自組織の実情にあったTQMを実践している。 これらの活動の結果、人材の育成が図られるとともに、改善活動に全員で取り組むことを通して、a)ムダ取り改善効果の向上と設備修繕費の低減、b)納期達成率の向上と在庫回転率の改善、c)安全評価点の向上と無災害記録の継続、d)品質不具合件数(社内)の減少、e)技能検定資格者・QC検定合格者数の増加などの大きな成果に結びつけている。また、こうした努力の結果、取引先からも高い評価が得られるまでに成長してきた。 以上の活動内容およびその結果から「日本品質奨励賞・TQM奨励賞」の受賞を決定した。
2.今後の日程
1)受賞式・・・11月8日(水) 16:10~17:15 経団連会館(東京大手町)
2)受賞報告講演・・・11月15日(水) 時間未定
クオリティフォーラム2017内 日本教育会館(東京新保町)
㈱光栄 2016 日本品質奨励賞 TQM奨励賞を受賞
2016年度の日本品質奨励賞の審査は、日本品質奨励賞審査委員会の各委員において、本年5月から9月にかけて行われ、10月1日開催の日本品質奨励賞委員会において、受賞組織が決定され 株式会社光栄が受賞されました。
ここに小松共栄工業協同組合一同、心よりお祝い申し上げます。
又、㈱光栄様 の品質マネジメントシステムをお手本とし 当組合・組合員企業の品質改善、生産性向上へ取り組み、さらなる企業体質の強化に向けて活動して行きます。
1.日本品質奨励賞 TQM 奨励賞
株式会社光栄
代表者名:坂本典昌(代表取締役)
所在地 :〒923-1201 石川県能美市岩内町ヤ1-1
TEL :0761-58-0811
事業内容:建設機械及び輸送機器の板金溶接部品の製造
従業員数:22 名
【選考理由】
同社は、建設機械および輸送機器の板金溶接部品の受注生産を行っている。SQCDEMの多くの
課題を克服するために1998 年にTQM を導入し、経営理念、光栄マン育成教育、委員会活動や日々の生産方式などに取り組む中で少しずつ成果があらわれてきている。
2008 年から小松共栄協同組合の一員としてエコステージ活動にも参画している。
TQM の特徴は、1)社長のリーダーシップ、2)網の目組織による改善活動、3)人材育成である。景気の波が激しい建設機械・輸送機器の分野にありながら、堅実な業績を維持し、着実な内部留保を重ね、2016 年3 月には念願の新工場建設・移転を達成している。
今後の日程
1.授賞式 ・・・11月9日(水)16:10~ 経団連会館(東京大手町)
2.受賞報告講演 ・・・11月22日(火)10:30~11:00
クオリティフォーラム2016内 日本教育会館(東京新保町)
改善事例発表会開催(2016年度第1回、通算第12回)
7/9(土)に 2016年度第1回(通算第12回)改善事例発表会が開催されました。
総勢83名の方々に参加いただき 来賓には 田中様、櫻井様をお招きし心温まる
アドバイスを頂きました。
又、当日は司会者の「参加皆さんへの質問(無茶振り)」にも、皆さん
前向きに対応、ご回答いただきました。従来のやり方に拘らない、大変良い
試みであったと思います。
質問を振られた方は、多少びっくりし、困惑されたかもしれませんが皆さんの
おかげで、議論がより活発化しました。
今回で通算12回目ですが、今後とも「継続は力なり」を実践すべく (通算
13回目を2017年2月開催予定)今後とも皆さんの積極的なご参加を心より、
お願い申し上げます。
【発表内容】
企業名 | 発表テーマ | サークル名 | 発表者 | アシスタント |
㈲山吉工業 | 省電力対策とデマンドピーク対策の効果 | 山吉さん | ||
㈱江野鉄工所 | D20フレーム増産への対応と対策 | 中山さん | 中田さん | |
㈱本村鉄工所 | 新出荷場の運搬業務改善 | 高さん | 本村さん | |
㈱丸開鉄工 | マシニングセンターのサイクルタイム短縮 | マシニングセンタサークル | 米田さん | 矢野さん |
㈱中野製作所 | 不良品ゼロを目指して ~一本の刃物が加工を変えた~ | シチズン サークル | 新倉さん | 橋本さん |
2016年5月 環境経営方針の一部を改訂しました。
改訂内容
行動方針 2-⑥ サプライチェーンの品質・納期管理 項目追加
2-⑦ 機械設備の予防保全活動 項目追加
環境経営方針PDFファイル
環境経営方針H28年度版2016.05.01
組合員企業7社+事務局が ECO3認証取得
3/3~3/4にかけて エコステージ2更新審査、エコステージ3登録審査が実施されました。
審査の結果、10社が ECO2更新認証を得ました、7社+事務局がECO3登録認証を得ました。
・2/11,12 2日間に亘り組合事務局と組合員8社の登録評価が実施された。
・3/4 この評価を受け第三社評価委員会が開かれ認証を取得する。
このグループエコステージ2認証取得は、国内初の快挙でした。
本年 10月6日(土)に開催された日本品質奨励賞委員会において、
当協同組合は、”2012年度日本品質奨励賞 品質革新賞授賞組織”として選考されました。